観劇日記

推しが多くて目が回ってる人の妄言

る年祭@12/28マチソワ+バクステ

ゆく年く・る年冬の陣
あんまりやりすぎるとつかまえちゃうぞ!
明治座
12月28日公演マチソワ観劇してきました、あとバクステも当たったので行ってきました。

個人的感想をざっくりどんどん。

【一幕】
大筋は史実通りというか大河見てたり、真田十勇士を知ってたりすればなんとなくわかる内容でした。
大きな改変はなかったかな、年齢くらい?そのへんはご愛嬌ですね。
ただ十勇士知ってから行くとお前はいったい誰なのだね?っていう子があふれているのでいったん全部忘れてから観に行くといい。

今回のお芝居がしんどくなく観ることができたのがとても、とてもよかった。

突如はじまるミュージカル界の方たちのガチのミュージカル、つよい、歌の力は強い、歌はすごい。
まさしは出落ちだったと思う、歌以外の台詞があっただろうか、思い出せない。
内藤くんはじめて生で見たけどまじでお歌が上手くていらっしゃって好きになった、応援します。

一幕でペンライトの演出とかいろいろしてて邪魔にならないしまぁ成功だったのではないでしょうか、私は結局買わなかったけど。

地味に青木陣くんが台詞少ない中良い演技だったと思うんですよね、あと身軽で素敵。
一幕の終わりはこれからもみんなで歌って幕を下ろす方式がいいと思う、私はあれが好きだ。

あと龍くんが碕くんに「なんだその2.5次元演技はよ!!」っていうところマチネはちょっとよく覚えてないけど、ソワレは「ラケットでも持ってろ!!」って言っててめちゃくそ笑った。
ラケットを持っていなかった龍くんがいうから面白い。



【二幕】
木村と秀頼様の主従関係で涙腺が死んでると周囲から言われることの多い私が泣いた。
杉江すごいよかった、今からメサイアが怖い。
二幕で覚えてるのおおむねこの部分です、ほかは結構あいまいです、嘘です。
嘘です、覚えてるけど一番好きなシーンがそこです。

これ二幕だったかわすれたけど三好と清海の歌はマチネがGetWildでソワレがキャプテン翼でした、多分。
年代を感じます、そこにるひまも感じました、年末だなっていうのもひしひしと感じました。

あと信之さまと小松姫もよかったんだけどかっちがでかくて抱きしめるシーンでちょっと笑ってしまってすまない。
でもあのあと信之さまめっちゃしんどいから小松姫あれくらい大きくて強いくらいでつり合いとれてるよ……

淀様は真田とは出来てない淀様だった。
紫吹淳さん出てくると空気ピリッとしてとても良かったです、大野との大阪城最後のシーンとか好きです。

勇士たちが倒れていくシーンで、どうやって死にたいって言ってそれになぞって死んでいくのに白又だけ最初に死ぬの悲しいけど私も連れも心の中で「白又また死んだ……」としか考えられてなかったのほんとるひまの罪ぞ?
白又るひまの舞台で生還したことなくない????白又は死ぬ、これがるひまの法則。
マネージャー言うてたけど己の方がデビューしそうな衣装やったな、白又。

龍くん碕くん小沼の影武者トリオが戦のシーンだとちゃんと幸村の陣羽織着て影武者感出してたのは良かったけど、死に方は影武者というよりは庇ってだったね。
庇って横飛びした小沼が思った以上に飛んで行って床に落ちたので打撲がめっちゃ心配……勢いつきすぎじゃないです?ってなりました、ソワレの話。

あと政宗さま亡霊見える流れで「私のこの青い目を恐れて母上は…」ってえ、青い目?っていう小さいネタに???ってなったし、最終的にそういうやめた方がいいよってだけで見えなくなる軽度のノイローゼみたいな扱いで必要?ってなりました。
亡霊が自分を恨めしく思って化けて出ているのだとしたらあそこに真田父がいるの矛盾しない?あと死んでないのに龍くんいたしな。
小助に秀頼を任せたのはお前やんけ、なんで勝手に死んだことにしてん?秀頼のことは死んだと思ってないからあそこにはいないんやろ?

幸村が信之兄ちゃんの腕で死んだのは兄弟厨として大変喜ばしかったです(^ω^)
佐奈くんの槍の使い方かっこよかったからもっと殺陣のあるお仕事しよーーーー!!って気持ち。


前半で十勇士と仲良くなるのはいいんだけど十勇士名乗る割に甚八には紅い服くれないんだなとか地味に気になった。
農民衣装のままで進むから仲間になった感なくて、まぁそれでいいんだろうけど「これで俺たち真田十勇士だぁ!」って突然すぎる、映画と舞台の十勇士もそれなりに唐突だったけど倍は唐突である。
あと狙ってるのかめっちゃ気になったんだけど真田幸村のことを天草四郎的に扱いたかったのかな?ってところ。
衣装が明らかに意識していた気がする、FGOのやりすぎなのかもしれない。
だとしてもなんか「おかえりなさい」って言った後の新興宗教感とかなんかな~意識してんのかな~って思った。
片倉重長はなにをしたかったのか、正解ってなんだよって迷ってたけど正解を見つけないといけないってなるまでの思考が分からない。
はっきりしない殿様がなにを考えているのかわからないって言ってたのはまぁいいけどどこで殿様の真意理解した?
幸村一人を生かしたいって感じの仙台に行きましょうだったので、武将になる身としてそれはどうなの?っていう。
一幕終わりの黒幕は誰だ!!!って言ってるシーンまじで伊達家って天下取りからは蚊帳の外だったんだなって感じはした。
兼ちゃんに軽くひらひら扱われていたので、安西は羽のように軽いのではないかなって思いました。
しかし政宗さまがる典の秀吉と似たり寄ったりなこと言ってて、辻本顔は結局そこ目指すの?それが業なの?


【ショー】
一番の推しはマンカブに落ち着いた。
なぜなら秀頼さまと木村がいるから、素晴らしい、あと嶺もいる、よく見たらいた。
今回嶺が全体を通して全然気持ち悪くなくて残念ですね、なにか規制でも入ったんですか?もしかして慣れただけ?
SDSはかっこよかったけどほんと誰が誰だか把握する前に終わる、人数が多いとこういうことになるから困る。
優一の國は本当にネタバレをなにも観ずに真っ新な状態で観てほしいし、白又のことは本当に応援してほしい。
なぜ白又はいつも若い子とユニットを組ませてもらえないのか?組ませてやってくれ……と思うけどおっさんたちに可愛がられるくらいがいいのかもしれないと私は思った。
あとマーライはだーつーのジェネリックみたいなものなので枯渇してる人は観て応援するといい。
ショーはマチネの一回しか見れなかったのですが、全員キャラクター設定が定まらないままことが進んでいたことだけは理解している。
そういうとこがるひまなんだけどそれが普通だと思わないでほしい、もうその辺は求めるのが間違っているのはわかってるから諦めたいけど私の中の金払ってんだからちゃんとやれ精神が暴れそう。

【バクステ】
ステージの上で動いている盆に乗せてもらいました。思ってるよりも速度が速くて、あの上で殺陣をしているのは本当にすごいと思いました。
あとは袖で小道具を見せていただいたりしました。
袖水は公演ごとに飲み残しは楽屋に持って帰ってくださいっていってるのに今ここに残してる子はだらしのない子ですね~ってスタッフさんに言われていたのが面白かったです、代表は安西が名前を呼ばれていました。
そのあと楽屋階を通過して、花道の入り口に案内していただいたりしたのですが、何分時間が短くて端的にでした。
楽屋階ではお花が飾ってあったり初日おめでとうのケーキがあったり、板垣さんとすれ違ってご挨拶したり、前から素のまさしが歩いて来たり、辻ちゃんがバスローブでお見送りしてくれたりと盛りだくさんでした。
ついったでも言ったんだけど、通路を歩く我々を半笑で見ながら嶺の楽屋に勢いよく入って「嶺!」って叫んでそのまま出て行かれた滝口さんの姿が忘れられません。
いつも通りのジャージでした。それ以外ないの?何着もってんの?????


前回の納祭では大阪バスツアーを除き全ステをかましたのにも関わらず脚本との解釈違いを解消できずになぜこんなにしんどい思いをしてまで見ているのだろうか?と思いながら座席についたものです。
作中の曲がよかったことと原田さんがいなかったらくじけてたと思うよ、まぁアレの話はもういいんだ、忘れよう。
基本的にムックの書くW主演の時代劇はふわっとして目的が見えないままだなと思いました。
主人公なに言いたいのかよくわかんねぇけどそれは客が考えることってことなのだろうか、人それぞれの解釈で…とかいう話でもなかろう???
主演感があるといえば納祭の方が主演でしたけど、話の内容としては今回のる年祭の方が好きです。